おうち英語を続けていると、子供にどんな本を読ませるかが悩みどころだと思う。紙の本を買い揃えるのは、正直なところハードルが高い。値段が高いし、洋書だと品切れや廃番になっていることも多い。
その点、電子書籍はすぐに手に入るのが魅力だなと感じている。
実は読んでたKindle Unlimited
私は「Kindle Unlimitedを使ってくれたら金銭的にも助かる」と思い、子供たちのiPadにアプリを入れておいた。でも実際には、英語絵本アプリのEpicの方に夢中で、Kindleはあまり読んでいないんだろうなと思っていた。
ところが最近、「Kindleが読めないんだけど」と言われて驚いた。どうやらRobloxやYouTubeで流行っているSkibidi Toiletシリーズの本を見つけて、読み進めていたらしい。
さらに、小4息子がハマった「Worst Week Ever」シリーズもKindleには揃っていた。Unlimited対象ではなかったけれど、紙の本の2倍以上する価格に比べると電子書籍の方がずっと安い。しかも「紙じゃなくてKindleでいい?」と聞いたら、むしろ「すぐ読めるからKindleの方がいい」と前向きな反応が返ってきた。
EpicとKindle Unlimitedの違い
Epicは、英語の多読や読み聞かせ機能に強いアプリ。小1息子は今でもEpicで読むことが多い。声を出して読んでくれるので、子供が一人でも取り組みやすいのが大きな利点だと思う。
一方、Kindle Unlimitedは「子供が自分から読みたい」と思う本が見つかりやすい。最新の流行やゲーム関連、洋書シリーズなどのラインナップが充実していて、単品購入もできるのが強みだと感じる。
我が家では両方を併用しているけれど、役割分担ができている。ピンポイントで「これが読みたい!」という本はKindleで、普段の多読やベースになる読書はEpicで、という形だ。自然にそういう使い分けになっているのが面白いなと思う。
Kindle UnlimitedとEpicの比較
我が家は電子書籍を「Epic=普段の多読」「Kindle=ピンポイント指名買い」で併用している。結果として、読む量と読みたい気持ちの両立がしやすくなった。下に、親目線・子供目線を混ぜた比較表を置いておく。
観点 | Kindle Unlimited(KU) | Epic | 我が家での使い分け/所感 |
---|---|---|---|
想定ユースケース | ピンポイントで「これが読みたい!」な本を探して読む/シリーズを追う | 普段の多読ベース/読み聞かせ中心/毎日の読書習慣づくり | KU=指名買い、Epic=日課の読書土台 |
コンテンツ傾向 | 洋書含めシリーズ物・流行ネタ・実用書・コミック等が広い/単品購入も可 | 児童向け絵本〜初中級リーダーの多読ラインナップが厚い/音声・読み上げに強い | 小1息子はEpic比率高め。小4息子はKUで指名買いが刺さりやすい |
子どものハマり例 | Roblox関連、Skibidi Toilet本、Worst Week Everシリーズ(Unlimited対象外でもKindle版がありがち) | マスターハムスターシリーズ、プラント vs ゾンビシリーズ、読み聞かせ対応の英語絵本 | 流行で火がつく→KU、日常はEpicで量を稼ぐ |
価格感/入手性 | 紙より安いケースが多い/品切れ・廃番の洋書でも入手できることがある | サブスクで読み放題の中から選ぶ運用 | 家計面はKUが助かる場面多め(紙の3〜4割高・時に10倍差という体感) |
即時性 | 端末に落とせばすぐ読める | アプリ内ですぐ読める(読み上げで放置でも進む) | 「今読みたい!」はKUが強い/自走はEpicが強い |
読み上げ機能 | 作品や端末依存(TTS等)でばらつき | 公式の読み聞かせ機能が強い | 音声つきで小1でも自走可能=Epic |
単語の定着 | 辞書・ハイライト・メモがしやすい(端末機能活用) | 音声でインプット量を確保しやすい | 音→文字の橋渡しはEpic→KUの順がやりやすい |
検索性/発見性 | Amazon検索が強力。指名・関連シリーズの横展開がしやすい | 年齢/レベル別の棚で迷わず選べる | 「探す手間」=KUは親のサポート少し必要 |
保護者の管理 | 購入/Unlimited管理・端末設定が中心 | 年齢設定・読み上げ等の学習向け機能が中心 | 学習モード=Epic、購入判断=KU |
オフライン | 端末にDLで可 | 事前DLで可(アプリ仕様に依存) | どちらも旅行前DLで対処 |
継続のしやすさ | 指名本がある期間は強いが、切れると停滞 | 日々のルーティン化に向く | 併用で弱点を補完 |
契約運用のコツ | 月ごと継続チェック(読む月だけ継続)+必要なら単品買い | 常設の「読む土台」として置く | うちはKUを月次で見直し、Epicは固定運用め |
デメリット留意 | 指名作品がUnlimited対象外のことも/探す時間 | 置いてない作品は読めない/音声任せで精読が浅くなることも | 目的に合わせて役割を割り切る |
電子書籍でおうち英語が続けやすくなる理由
電子書籍を取り入れてみて思ったのは、おうち英語の継続にとても向いているということ。
- 紙の本より安い
- 品切れや廃番の洋書でも入手できる
- すぐ読めるので子供のモチベーションが途切れない
「読ませなきゃ」ではなく、「子供が自分から読みたい」と思える本に出会えることが大事で、その選択肢を広げてくれるのがKindleやEpicの電子書籍だなと感じている。
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