スマイルゼミが計算力強化に優れている

学習・習い事

公文を辞めて、スマイルゼミに完全に乗り換えてから、3ヶ月が経った。はじめは、計算に定評のある公文の代替になるか不安だったのだが、スマイルゼミの方がむしろ計算力向上にも大変優れていると感じたので、ここに記したい。

スマイルゼミ算数の主な特徴

  1. 学校の進度と合わせた講座が毎月15講座程度配信される。
    学校で習うタイミングに合わせて演習が出るため、授業直後の復習や定着に使いやすい。宿題の延長としても自然に組み込みやすい。
  2. 学校の進度とは別に「計算ドリル」がある(タイムアタック方式)。
    単純な反復練習をゲーム感覚で行える設計だ。特に低学年のうちは、数字をタップして答える方式になっており、文字を書くことに気を取られず、純粋に計算そのものに集中しやすい。一方で、他の算数講座ではしっかり書いて答える問題も多く、「書く力」と「計算の速さ」のバランスが取れている。
  3. 無学年方式のコアトレで復習と先取りの両方ができる。
    苦手な単元を下の学年からさかのぼって復習できる一方で、得意分野は上の学年を先取りして進められる。学習の柔軟性が高い。
  4. みんちゃれ(対戦)でオンライン上の他の受講生と対戦できる。
    外部とのインタラクションがあることでモチベーションが上がる。ただし、他人との比較が過度にならないようルール管理は必要だ。
  5. 「たいせん25ますけいさん」など、短時間で遊べる対戦型コンテンツがある。
    100マス計算のミニ版のような感覚で、短時間で集中して反復できる設計になっている。

実際の運用例(我が家の使い方)

息子達には、算数としては、毎日、上の1〜3(学校連動の講座・計算ドリル・コアトレの算数)をやらせている。やろうと思えば無限に問題が出てくるが、「1日何個やる」と明確に決めておくことでゴールが見えて、長続きしやすい。

計算ドリルでは、前回の自分の記録と今回の記録が点数とタイムでランキング形式で出てくるため、人と競うのではなく自分と競う感覚で続けられている。これは学習の姿勢として好ましいものだと感じる。

メリットまとめ

  • 学校の進度に合わせて復習できるため、タイミングが良い。
  • タイムアタックや対戦で集中力とスピードが鍛えられる。
  • 無学年方式で穴埋め学習と先取り学習の両方が可能で、個別対応力が高い。
  • 自分のベスト記録更新という形でモチベーションを維持しやすい。
  • 算数全体をカバーしているため、計算以外の単元にも対応できる一方で、計算練習だけでも確かな力がつく設計である。

まとめ

スマイルゼミの算数は、算数全体をカバーする総合性を確保しつつも、計算力を効率的に伸ばせるように設計されている。学校の進度に沿った講座、タイムアタックの計算ドリル、無学年のコアトレという三本柱がうまくかみ合っており、短期的なスピード強化と長期的な定着の両方に使える。家庭では「1日あたりのノルマを決める」といった運用ルールを設けることで、無理なく継続できている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました