習い事の費用はいくらが普通?我が家は月10万円でFP基準を超えていた

学習・習い事

「子どもの習い事の費用がかさみすぎて困っている」という声をよく聞く。
我が家も例外ではなく、なんと月10万円超え。
ファイナンシャルプランナーが推奨する「教育費は収入の5%以内」という基準から見ても、ゆうに超えてしまっている。
それでもやめられない理由がある。今日は、我が家の具体的な習い事の内訳と、そこに込めている思いを正直に書いてみる。

我が家の習い事費用は月10万円超え

子どもの習い事って、どこまでやらせるべきか悩ましいテーマだと思う。

我が家の場合、2人の息子にかかっている習い事費用は、なんと月10万円超え

数字だけ聞くと「さすがに多すぎでは?」と思うかもしれないけれど、それぞれに理由があって、なかなか削れないのが現実だ。

我が家の習い事内訳と理由

以下は、現在続けている習い事の一覧。金額と「なぜやめられないのか」を整理してみた。

習い事内容月額やめられない理由
ピアノ小4息子:30分×月3回
小1息子:15分×月3回
母も月1回30分
17,000円家族の共通言語は音楽。ゆるくでも一生続けたい。
習字月2回(兄弟)9,000円小4息子の字が壊滅的。呼吸や緩急を身につけさせたい。
英語(ネイティブ訪問)毎週土曜60〜90分10,000円破格。生きた英語に触れる場を確保したい。
スマイルゼミ兄弟分10,000円生活リズムに完全に組み込まれている。
体操教室兄弟分16,000円運動音痴対策。体育の成績の底上げ。
学童放課後利用(兄弟分)14,000円兄弟以外と関わる居場所。習い事というより環境。
英語オンラインディベートなど不定期約4,000円補助的にアウトプットの場を持たせたい。

合計は約94,000円

これに以前は公文30,000円が加わっていたので、最大12万円超えだった時期もある。

世の中の平均と比べてみる

数字を客観的に見てみると、我が家の状況がいかに突出しているかが分かる。

  • 小学生の習い事は平均2〜3個
  • 月謝の平均は1〜2万円台(多くても3万円程度)
  • FP推奨ラインは「教育費は収入の5%以内

これに対して、我が家は月10万円超

つまり、平均から見てもかなり多いし、FP推奨ラインから見ても何倍も超えていることになる。

他の家庭との違い

同じ「習い事」といっても、我が家のスタイルは少し独特だと感じる。

  • 数と種類の違い:平均は2〜3個に対して、我が家は7個。特に音楽と英語の比重が高い。
  • スタンスの違い:実績や級を目指す家庭も多いけれど、我が家は「生活に溶け込んでいる」「やめる理由がないから続けている」という自然体。
  • 塾との関係:中学受験の塾に通う家庭が多い中、我が家は中受をしない方針。その分を習い事に回している。
  • 選ぶ基準の違い:「将来役立つか」よりも「親の価値観」や「日常との親和性」を重視している。

こうして比べてみると、単にお金をかけすぎているだけではなく、家庭の方針や価値観の違いが表れているのかもしれない。

もし削るとしたら?将来の見直しポイント

今はどれも理由があって続けているから削るつもりはないけれど、長い目で見れば取捨選択のタイミングは来ると思う。

  • 習字:始めたばかりだから今は継続。ただ、字を書くコツを掴んだら辞めてもいいかなと思っている。
  • 体操教室:小学生の間は続けたい。体育の成績を底上げしてくれるし、運動の基礎はここで養いたい。ただ、中学生以降は「別の形」で運動を続ける方が合っているかもしれない。部活の文化はあまりしっくり来なさそうなので、将来的にはジムや別のスポーツ系の習い事を考えている。

子どもたち自身の感覚

直接「どう思っている?」と聞いたわけではないけれど、様子を見ていると、習い事への向き合い方が垣間見える。


例えばピアノ。レベル的には同年代の子と比べて特別高いわけではないと思う。むしろ、かなりゆるい。

でも私自身も日常的にピアノを弾いているからか、子どもたちにとって「ピアノをやっていること」は特別なものではなく、日常に溶け込んでいるように見える。

勉強のように「やらされている」感覚ではなく、生活の一部として自然に存在しているのが良いなと思う。

まとめ:中受をしないからこそ、今の習い事に投資できる

数字だけ見ると「月10万円超えの習い事費用」はやっぱり高すぎると思う。

でも、我が家は中学受験をしない方針にしたから、塾代がかからない分、習い事に回せると割り切っている。


それを「教育への投資」と呼ぶのか、「親の満足」と捉えるのかは分からない。

けれど少なくとも今の私にとっては、子どもたちの日常に根付いている習い事を続けることに意味があると思っている。

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