Epic!を始めてから、ちょうど2年と1ヶ月。子供たちの読書実績をふり返ってみた。
- 次男:931冊
- 長男:1,749冊
- 合計:2,680冊
もしこれを全部紙の洋書で買っていたら、一冊1,500円として約402万円になる計算。紙の本を買っていたら破産していたことは間違いない。
画像は長男の現在の履歴(この記事の作成時より1ヶ月経過した時の写真なので数字は増えている)

Epic!を続けて良かったこと
まずは圧倒的なコスパ。月額課金で読み放題だから、子供が気軽に手に取れる。本を買い揃える必要もなく、数ある選択肢の中から子供自身で好きな本を選べるのは最高だった。
また、ジャンルの幅が広くて、図鑑から物語、コミックまで揃っている。年齢や英語レベルに合わせて選べるから、兄弟それぞれ好きな本を選べることがよい。とはいえ、お互い好きな本を紹介しあっているので、結果的に、同じ本を読んでいることも多いのだが。
ミニマリスト的なメリット
マンション暮らしだと、本を置く場所に限界がある。紙の本を何千冊も揃えていたら、収納がすぐにいっぱいになってしまう。そもそも、一回読んで読み返さない本も多いし、何千何百冊とあると、読みたい本を探せない。
その点、Epic!ならスマホやタブレットの中に収まる。子供自身も本を検索ワードで探すという操作をマスターしているし、本棚を増やさずに済む。物を増やさずに英語環境を整えられるのは、ミニマリスト的には大きなポイントだ。
タブレット学習の効率は落ちるのか?
「画面で読むと、紙で読むよりも学習効率が落ちる」という研究はいくつかある。ただし条件や対象によって差の出方は異なり、数字は前提を添えて解釈する必要がある。
- 書字タスクではタブレットの処理が平均25%遅れ、記憶定着にも影響があったとする実験がある。
- 予定表の記録では、紙ノート群の方が記憶の正答率が高く、脳活動も強く活性化したという報告もある。
- 一方で読解力に関しては、紙がわずかに有利という程度で、特に短文や多読では差が小さいとされる。
たとえ効率が落ちても量でカバーできる
たとえ画面読書で数%効率が落ちるとしても、Epic!のように読み放題で量をこなせば十分カバーできる。実際、長男は月70冊ペース、次男も月30冊以上読んでいて、その総量が確実に力になっている。
おうち英語で使える英語多読アプリについては、別記事を参照。
まとめ
2年ちょっとで2,680冊。もし紙の洋書を買っていたら400万円超え。収納の問題も考えると、我が家では絶対に続けられなかった。
Epic!のおかげで、破産せず、物を増やさず、そして量で英語に触れる環境を整えられた。これが、我が家にとっての正解だったと感じている。
参考文献
- Mangen, A., Anda, L. G., Oxborough, G. H., & Brønnick, K. (2015). Handwriting versus keyboard writing: Effect on word recall. Frontiers in Psychology.
- Umejima, K., Kadota, H., et al. (2021). Paper Notebooks vs. Mobile Devices: Brain Activation Differences During Memory Encoding and Recall. Frontiers in Behavioral Neuroscience.
- Delgado, P., Vargas, C., Ackerman, R., & Salmerón, L. (2018). Don’t throw away your printed books: A meta-analysis on the effects of reading media on reading comprehension. Educational Research Review.
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