家事には「すぐにやらなくても困らないけれど、気づけばずるずる先延ばしにしてしまうもの」が多い。
スポンジやフィルターの交換、洗濯槽の掃除、排水口の手入れ…。
気にはなっているのに「もう少し大丈夫」と思って先延ばしし、替え時を逃すことも少なくなかった。
それを解決してくれたのが、iPhone純正のリマインダだった。
繰り返し登録しておくだけで、その日が来れば自然に目に入り、やらないまま終わることがなくなった。
家事は「緊急じゃないけど重要」が多い
日々の暮らしの中には、忘れると地味に困る家事がたくさんある。
スポンジやフィルターの交換、洗濯槽のクリーナー、エアコンのフィルター掃除…。
やらなくてもすぐに生活が止まるわけではないけれど、後回しにすると確実に質が落ちていく。
こうしたものは、アイゼンハワー・マトリクスでいう「第3領域=緊急じゃないけど重要」に当たる。
アイゼンハワー・マトリクスで考える
緊急度と重要度でタスクを分類した「アイゼンハワー・マトリクス」。家事に当てはめるとこんな感じになる。
緊急 | 緊急ではない | |
---|---|---|
重要 | 第1領域:緊急かつ重要 例:水漏れ・故障の対処 | 第3領域:緊急ではないが重要 例:エアコン除掃 ※リマインダ管理の主対象 |
重要ではない | 第2領域:緊急だが重要ではない 例:突然のセール通知に反応 | 第4領域:緊急でも重要でもない 例:無目的なネット徘徊 |
家事の多くは、この第3領域に入る。だからこそ、仕組みで拾い上げておく必要がある。
家事管理に使えるリマインダ・ToDoアプリ
世の中にはいろいろな選択肢がある。
- Google ToDoリスト:Googleカレンダーと連携できる
- Microsoft To Do:Outlookと相性が良い
- Todoist:タグ管理やプロジェクト機能が豊富
- TickTick:習慣トラッカーやタイマーも使える
自分はいろいろ見た中で、最終的にiPhone純正のリマインダに落ち着いた。
純正リマインダを選んだ理由
- 最初から入っていて追加アプリが不要
- シンプルで直感的に使える
- 繰り返し設定が柔軟(週ごと、月ごと、数週間ごとなど)
- 家族で共有リストを作れる
余計な機能に惑わされず、家事を仕組み化するにはちょうど良かった。
我が家の登録タスク
実際にリマインダに入れているタスクはこんな感じ。
タスク | 頻度 |
---|---|
☐ 上履きの洗濯 | 週末(毎週) |
☐ 子供の爪切り | 週末(毎週) |
☐ トイレ掃除 | 週末(毎週) |
☐ 洗面台掃除 | 週末(毎週) |
☐ 掃除機(ロボットが入れないところ) | 週末(毎週) |
☐ ブラーバの実行 | 週末(毎週) |
☐ ゴミ出し | 週末(毎週) |
☐ 歯ブラシ交換 | 毎月1日 |
☐ 風呂スポンジ交換 | 毎月1日 |
☐ キッチンスポンジ交換 | 毎月1日 |
☐ 風呂場のカビ対策(大掃除) | 6週間ごと |
☐ 洗濯機の槽洗浄 | 2ヶ月ごと |
☐ ルンバのフィルター交換 | 3ヶ月ごと |
特にスポンジやフィルターなどは「前回いつ替えたっけ?」となりやすい。
リマインダに登録しておくと、迷わず交換できて清潔さを保てる。
ウィジェットで“家事がゲーム感覚”に
iPhoneのウィジェットでリマインダをホーム画面に表示している。
その日になるとタスクが自然に目に入り、やるべきことを意識しなくても思い出せる。
週末になるとタスクがドバッと並ぶが、終わったものからチェックを入れていくとどんどん消えていく。
この「やっつける感覚」はちょっとしたゲームのようで、家事なのに楽しく進められる。
友人もハマった“タスク消化の快感”
このリマインダ活用の話を友人にしたら、すぐに試してくれた。
すると「タスクを消していくのが気持ちよくて、どんどんやりたくなる!」とすっかりハマった様子だった。
家事を“こなすこと”そのものよりも、チェックを入れることで達成感を得られるのがポイントらしい。
自分だけでなく、他の人にもすぐ効果があると実感した。
まとめ
家事は「緊急じゃないけど重要」なものが多い。
iPhoneのリマインダで繰り返し登録しておけば、その日が来ると自然に浮かび上がってくる。
ウィジェットで目に見えるようにして、チェックで達成感を味わえば、後回しにしがちな家事もゲーム感覚で片づけられる。
仕組みに任せることで、覚えておくストレスから解放されるのが一番のメリットだと思う。
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