洗濯物を畳むのって、本当に面倒だと思う。仕事や育児の合間だと、リビングに洗濯物が山のように積み上がり、そのまま放置…ということも少なくない。そこで思い切って「畳むのをやめる」ことにした。答えは、IKEAのチェストに“投げ込み収納”。仕組みを変えたら、家も気持ちも驚くほどすっきりした。
我が家の“投げ込み収納”の流れ
- 夜、子どもの服だけをドラム式洗濯乾燥機に入れる(洗剤は自動投入だから放り込むだけ)
- 翌朝、乾いた洗濯物を取り出し、チェストの前に置く
- 子どもたちがそれぞれの引き出しに投げ込む
- 次男は一番下の段
- 長男はその上の段
作業時間は2分もかからない。「自分の服は自分でしまう」という流れになり、子どもの自主性も自然と育ってきた。
畳まない収納を成功させるコツ
- 服の量を最小限にする:ワンシーズンで3セットほど。毎日洗濯する前提なので十分足りる
- 子どもの服だけで洗う:大人の服やタオルと分けることで仕分け不要
- ドラム式+自動投入:夜に洗濯物を投げ入れるだけで翌朝には乾いている
洗濯にかかる実際の時間
実際にどれくらい時間がかかっているのか、作業ごとにまとめてみた。
作業内容 | 所要時間(目安) |
---|---|
子供の服をドラム式に投入(夜) | 1分未満 |
洗剤自動投入でスタート | 0分(操作なし) |
乾燥まで全自動(放置時間) | 0分(待ち時間のみ) |
洗濯後、チェスト前に置く | 1分 |
子供が自分の引き出しに投げ入れる | 2分 |
実際に手を動かすのは合計3〜4分ほど。家事の中でも、ほぼ負担ゼロになった。
「畳まないと散らかる」の誤解
「畳まない収納なんて、ごちゃごちゃして見えるのでは?」と思う人もいるかもしれない。でも実際は、畳むのを待ってリビングに積まれている洗濯物の山の方が、よほど散らかって見える。引き出しに放り込んでしまえば視界はすっきり。どうせすぐ着るものなのだから、待たせずに片づけた方が暮らしやすい。
そもそも畳む理由ってある?
昔は、外に干した洗濯物に虫や花粉がつく可能性があった。靴下の中に蜂が入り込む、なんてこともゼロではなかった。だから畳むときにチェックする意味があった。でも今は、ドラム式洗濯乾燥機で洗濯から乾燥まで完結。虫が紛れ込む心配はない。つまり「畳む理由」そのものがなくなっている。
ミニマリスト的に暮らすと家事も時短になる
服の数を最小限にすると、洗濯の負担は一気に減る。畳まない収納でもごちゃつかず、むしろ暮らしが整っていく。
- 服が少ないから、管理が簡単
- 洗濯物がすぐ片づくから、リビングに山ができない
- モノが少ないことで、家事の手間も短縮できる
「必要な分だけ持ち、余計な工程を省く」という考え方は、まさにミニマリスト的。少ないモノで暮らすと、家事にかかる時間まで自然と短くなる。
畳まない収納で生まれるメリット
- 家事が3分で終わる
- リビングに洗濯物が放置されない
- 服が最小限で暮らしがすっきり
- 子どもの自主性が育つ
畳むのをやめただけで、生活がここまで快適になるとは思わなかった。
まとめ
洗濯物を畳むのが当たり前だったのは、外干しの時代の名残。今はドラム式洗濯乾燥機のおかげで、畳む意味がなくなっている。
「干さない、畳まない、投げ込む」で3分完結。 ミニマリスト的にモノと家事を減らしたら、家も気持ちもすっきりした。
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