我が家の子供たちは、宿題の漢字ドリルや計算ドリルを家に持ち帰らずに学校に置き忘れて来ることが多々ある。そのため「宿題ができない!」と慌てることが、過去何度もあった。今までは諦めて放置していたのだが、1学期の面談で「提出物が出ていないと内申点が下がるよ」と担任に言われて真面目に対策を考えることにした。小学生のうちは内申点は進学に直結しないが、宿題を出さないことに慣れてしまうと中学以降の内申点が怖い。そこで私は、ドリルをスキャンして電子保管するというルールに切り替えたら、とてもラクになったよ。
「忘れる」は起きる前提で設計する
ドリルを忘れてくる頻度は体感で週3回くらい。兄弟そろって忘れてくるので、もはや「またか!」と笑うしかない。親としては、なぜこんなに忘れるのか理解不能だが、現実には起きてしまう。だから「忘れないように言い聞かせる」より「忘れても大丈夫な仕組みを作る」ほうが建設的だった。
スマホで簡単スキャン
我が家ではスマホアプリのvFlatScanを使っている。斜めから撮っても自動で台形補正・湾曲補正をしてくれて、きれいに四角いデータになる。紙のドリルをそのまま電子化できるので、印刷すれば漢字ドリルや計算ドリルとほぼ同じように使える。スキャンしたデータはiCloudに保存している。

宿題忘れに即対応できる
実際にドリルを忘れてきた日には、スキャンしておいたデータから宿題のページを印刷して渡している。オリジナルとほとんど変わらないので、子どもも抵抗なく取り組める。これで「宿題ができない」という最悪の事態を避けられるようになった。
また、担任の先生からも、コピーを使ってでも宿題を提出しようとする熱意は評価され、別件で電話をもらった際にお礼を言われた。(このあたりは、先生によるのかもしれないが)
テスト前の総復習にも使える
スキャンデータは宿題用だけでなく、テスト前の総復習にも役立つ。出そうなページをピックアップして印刷すれば、即席の復習プリントになる。ドリルを一冊持ち歩かなくてもいいし、効率的に準備ができるのは大きなメリットだ。
コピーよりもスキャンが断然おすすめ
よく紙でコピーして保管している人もいるが、コピーは管理が大変だしあらかじめ印刷した分しか使えない。必要なページが増えるたびにまたコピーするのは手間がかかる。その点スキャンは、一度取り込めば何度でも印刷できるし、データで管理できるから長期的に見ても圧倒的にラクだ。
まとめ
宿題ドリルを忘れて帰ってきても、スキャンして電子保管しておけば「宿題ができない!」と焦ることはなくなる。さらに、テスト前の復習にも活用できて一石二鳥。コピーよりもスキャン、これが我が家の必須ルールになった。
コメント