スマイルゼミは年中から始めて年長でやめたわが家が、小3の3月に再開した体験談。やめた理由と再開のきっかけ、さらに今は「コアトレ」で先取りと定着の両方を叶えられるようになった経緯を紹介する。同じように迷っている方の参考になればうれしい。
年中から先取りでスタート
スマイルゼミは年中から始めた。長男は文字を読むのが早く、知育的な要素も強かったので、1学年上を先取りして取り組ませていた。年中で年長の教材をやる形だ。
年長でやめた理由
ところが年長になると、自動的に小1のコースに移行する。スマイルゼミは教科書準拠の仕組みで、入会時に学校名や教科書を指定する必要がある。標準の教科書を選ぶこともできるが、基本は「学校の教科書に沿って学ぶ」という流れだ。
1学年先取りしていたわが家にはこれが合わなかった。スマイルゼミは学年を途中で変更できず、変えるには退会して再入会するしかない。タブレットも買い直しで、時期によっては追加費用もかかる。続けるよりもいったん辞める方が現実的だと思い、年長のときにやめることにした。
公文で過ごした低学年
その後は公文に通い、国語と算数を続けてきた。低学年のうちは何とかなったが、学校の授業やテストとはペースがまったく合わなかった。特に漢字では、テストで15点や25点という悲惨な点数も取っていた。
あとになって気づいたのは、公文の国語は読解に重点が置かれていて、漢字にはそれほど力を入れていないということだ。学校で必要な学習とタイミングがずれてしまい、結果につながらなかった。
小3の3月に再開した理由
そこで小3の3月にスマイルゼミを再開した。理由は単純で、学校の授業やテストに合わせて学ぶことが記憶の定着には不可欠だと考えたからだ。短期記憶から中期記憶、そして長期記憶へと積み上げていくには、教科書準拠でペースを作れる教材が一番合っている。授業とリンクして復習や定着ができるのは大きな強みだ。
コアトレがある今のスマイルゼミはベスト
年長だった当時には存在しなかったが、今は「無学年学習コアトレ」という機能がある。これは追加料金なしで使える仕組みで、算数と国語について学年を超えて先に進んだり、過去の学年に戻って復習したりできる。
1単元ごとに「習得 → 定着 → 強化」を繰り返すよう設計されていて、自分のペースでしっかり学べる。また、中学生レベルの内容まで扱えるので、先取り学習にも対応している。
つまりコアトレを使えば、先取り学習の満足感と、学校の進度に合わせた定着の両方を得ることができる。私は「先取りもさせたいけれど、学校に沿った記憶の積み重ねも重視したい」というタイプなので、今のスマイルゼミはちょうどいい存在になっている。
他の家庭でもよくあるケース
私の家庭だけではなく、幼児期には合わずにやめたものの、小学生になってから再開したという声は少なくない。特に共働き家庭では、送迎不要で自宅ですぐに学習できるタブレット教材は大きな助けになる。学校のテストと直結する分、成果を実感しやすいという口コミも多い。
メリットと私の考える注意点
スマイルゼミは、学校の授業とペースを合わせやすいのが一番の強みだと思う。教科書準拠なので、授業と同じ流れで学習できるし、復習にもつなげやすい。
一方で、「予習すると授業が退屈になる」という意見もよく聞く。でも私はそうは思わない。予習は知識を一度インプットしておくことで、授業での理解が深まり、自信にもつながると考えている。子どもにとって「知っていることが出てきた」と思えるのは安心感につながり、授業参加にも前向きになれる。
もちろん、応用力や思考力まですべてをスマイルゼミだけで伸ばせるわけではない。そこは読書や他の学習を組み合わせて補えばいい。私にとってスマイルゼミは、基盤をしっかり作る教材という位置づけだ。
まとめ
スマイルゼミは、一度やめてもまた再開できるのが良いところだと思う。無理に続ける必要はなく、そのときの子どもの成長や家庭の状況に合わせて選べばいい。
やめたことにも意味があったし、再開したことにも意味があった。特に今はコアトレが加わったことで、先取りと定着の両方を満たせるようになった。タイミングさえ合えば、スマイルゼミはしっかり力を発揮してくれる教材だと実感している。
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