週末になると、たまった家事に追われて一日が終わってしまう…そんな悩みは共働き家庭に多いと思う。
私自身も、独身時代は家事が嫌いで、いわゆる汚部屋で暮らしていたこともあった。
それでも今は「しない家事」の考え方を取り入れて工夫を重ね、最低限の家事だけで快適に暮らせるルーティンを確立している。
この記事では、私が実践している週末1時間で終わる超時短家事の流れを紹介したい。
週末家事の考え方
私は「ていねいな暮らし」を目指すのではなく、最低限で快適に暮らせるバランスを重視している。
ナチュラルクリーニングを試したこともあるけれど、手間が多くて我が家には合わなかった。結局は「使い捨て上等」「面倒は最小化」が一番しっくりきた。
平日の掃除はルンバに任せている。家具もルンバが通れるように配置してあるので、床掃除はほぼ自動化。
週末だけ、ルンバが苦手な場所や水回りをまとめて片付ける。
これで週末家事にかかる時間は60分。週末以外の家事を含めても1週間でトータル2時間ほどに収まっている。
週末家事は「手作業」と「ブラーバ」を並行稼働
週末の家事では、自分の手でやる作業とブラーバの拭き掃除を並行して進めることで、効率を大きく上げている。
同じ時間に複数の場所が同時進行で片付くから、待ち時間がほとんどなく、全体で1時間ほどで終えられる。
我が家の週末家事ルーティン
手順 | 家事 | 所要時間 | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 食洗機稼働 | 5分 | 朝食後に食器と五徳をまとめて入れる(2の準備) |
2 | キッチン掃除 | 15分 | コンロとシンクを中心に、ペーパーで拭き掃除(並行してリビングをブラーバで掃除) |
3 | 掃除機がけ | 5分 | 洗面所・トイレ・玄関の髪の毛や砂ぼこりを吸う(トイレと洗面所のブラーバ稼働の準備として) |
4 | 洗面台掃除 | 5分 | ボウル全体を洗剤+メラミンスポンジで掃除(並行して洗面所・トイレをブラーバで掃除) |
5 | トイレ掃除 | 5分 | 便器は流せるブラシ、外側はクエン酸+ペーパー |
6 | 上履・雑巾洗濯 | 5分 | 専用ネット+オキシクリーンで洗濯機に投入。使用したブラーバの雑巾も合わせて投入 |
― | 合計 | 40分 | 手を動かす作業時間の合計 |
手を動かしている時間は40分。
機械の稼働や待ち時間を含めても、トータル約60分で完了する。
上履きは洗濯機に任せるのが最強の時短術
週末家事の中で一番のおすすめが、上履きを洗濯機で洗うことだ。
以前は「上履きは手洗いするもの」と思い込み、いろいろ試してきた。
専用ブラシでゴシゴシしたり、ウタマロ石けんをこすりつけたり、専用洗剤でつけ置きしたり…。どれもそれなりにきれいにはなるけれど、労力や時間に対して仕上がりがいまひとつと感じていた。
ところが思い切ってドラム式洗濯機に任せてみたら、これが一番きれいになった。
ポイントは上履き専用のネットを使うこと。ネットの内側が細かいブラシのような構造になっていて、洗濯槽の中で動くたびに汚れをしっかり落としてくれる。
さらにオキシクリーンを入れて40度設定にすると、白さも復活して気持ちいい。
手洗いで時間をかけなくても、仕上がりはむしろ上回る。
「上履きは洗濯機」という発想に切り替えたことで、週末家事の負担が大きく減った。
ついでに、週末家事で使ったブラーバの雑巾も一緒に洗ってしまえば、洋服とは一緒に洗えないものが一気に片付くのでオススメ。
上履きを洗濯機で洗う方法はこちらの記事を参照:
このルーティンが実現できた背景
私が週末家事をここまで短縮できるようになったのは、ミニマリストで物が少ないことも大きいと思う。
その他にも、夫婦の家事分担の考え方や、洗濯を畳まない仕組み、そしてゴミ箱をなくした生活など、我が家にあったやり方を模索している。
これらを組み合わせた結果、最小限の手間で回せるようになった。
参考記事はこちら:
まとめ
- 週末家事は「手作業+ブラーバ」の並行稼働で効率化。
- 使い捨てを取り入れて後始末をなくし、判断や手間を減らす。
- 結果、家事にかける時間は週末1時間+週合計2時間に収まっている。
私は「ていねいな暮らし」ではなく「しない家事」を意識した超時短スタイルに切り替えたことで、週末が格段にラクになった。
家事に追われる感覚が減り、家族と過ごす時間や自分のやりたいことにエネルギーを回せるようになったと感じている。
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