フルタイム共働き、親が勉強を見ない家庭学習のリアル

学習・習い事

私はフルタイムで働いていて、夫も同じくフルタイムです。だから、子どもの勉強に毎日つきっきりで関わるのは現実的に不可能。結果的に「親が勉強を見ない家庭学習スタイル」になっています。

学習時間と環境

平日の学習時間は、スマイルゼミで45分、ぴたトレ10分、宿題15分ほど。集中できれば1時間程度で終わる日もありますが、何かに気が散っていると半日かけても終わらなかったり、とマチマチです。でも、トータルでは実質1時間強ぐらいが多いかなという感覚です。
この学習環境の特徴は「親のサポートなしでも子どもが自走できる」点にあります。

見ないのは「方針」ではなく「必然」

「親が見ない」と言うと意図的に突き放しているように聞こえますが、実際には時間的に無理なだけです。(やる気がないとも言う)
私の帰宅は18時半ごろですが、その後は在宅仕事(残業)や自分の趣味(ピアノなど)に時間を取られます。勉強に付き合えるのはゼロに近く、唯一するのは音読カードのサインくらい。これも、本人の「読んだ」という申告を信じているだけです。

仕組みで習慣化

声かけや時間割の管理はしません。その代わりに、iPadのスクリーンタイムで仕組み化しています。

  • ノルマを終えないと親が解除してくれない
  • ノルマを終えればYouTubeもゲームも無制限

このルールによって、自然と「勉強を先に済ませる習慣」が定着しています。

教材と読書

利用している教材はスマイルゼミとぴたトレ。公文はやめました。
加えて「本を読む」というノルマを課していますが、実際に手に取るのは漫画が中心。英語では Epic!master hamster、日本語では『ねこねの日本史』『サバイバルシリーズ』を好んで読んでいます。
純粋な活字じゃなくても、少しでも文字に触れることが大事だと思っています。

成果と割り切り

次男(小1)はまだ成果を測りにくいですが、長男(小4)は、ある程度きちんと学んでいます。ただ「親が見ればもっと伸びるだろうな」という場面も正直あります。
それでも私は「完璧に仕上げるより、習慣を続ける方が価値がある」と考えています。口を出しすぎて親子関係が悪くなるリスクを取るより、少しの雑さには目をつぶった方が長期的にはプラスだと思うからです。

良い点と課題

良かった点は、私自身がストレスフリーでいられること。周囲の友人で、子どもの勉強を毎日見てノイローゼ気味になっている人をよく見ます。その姿を見ると「見ない」ことも一つの選択肢だと思えます。
一方で、長男が小2〜小3のころは完全に放置しすぎました。宿題を提出していなかった時期もあり、その点は反省しています。

今後の方針

今は「完全放置」から一歩戻し、最低限の確認はしています。宿題をやったか、丸つけが正しいかをザッと見る程度。
親の負担を増やさず、子どもの自立心を損なわない。そのバランスを探るのが、これからの我が家の家庭学習のスタイルだと思っています。

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